当社発明が、令和7年度中国地方発明表彰「中国経済産業局長賞」を受賞しました

当社発明が、令和7年度中国地方発明表彰「中国経済産業局長賞」を受賞

当社の血糖測定用酵素の量産化に係る発明（特許第5020070号）が、令和7年度中国地方発明表彰において、「中国経済産業局長賞」、「実施功績賞」を受賞しました。

※地方発明表彰は、大正10年に開始され、実施されている優れた発明、考案又は意匠を生み出した発明者等を顕彰するもので、「中国経済産業局賞」は、発明者に対する特別賞の一つです。「実施功績賞」は、受賞した発明を実施した企業に贈られるものです。

令和7年度中国地方発明表彰受賞者一覧
https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R7/jusho_chugoku/index.html


●特許第5020070号「補酵素結合型グルコース脱水素酵素をコードするポリヌクレオチド」
　本発明は、血糖識別力が高く、コスト・安定性の点にも優れたフラビンアデニンジヌクレオチド依存型グルコース脱水素酵素（ＦＡＤＧＤＨ）の配列に関するものです。
　従来の血糖測定用酵素は、測定対象外のマルトースに反応し、血糖値が誤って表示される課題がありました。本発明では、血糖識別力に優れたＦＡＤＧＤＨの量産化にあたり、大量の酵素を確保しアミノ酸配列の解読を進め、酵素の設計図となる遺伝子の取得に成功し、微生物により量産化させることに成功しました。