微生物 受託培養

食品用微生物の受託培養

当社が長年培ってきたバイオ技術を食品分野に応用し、乳酸菌、ビフィズス菌や麹菌など各種食品用微生物の製造受託サービス(培養・濃縮・粉末化等)を提供しています。
当社では2025年に食品用微生物専用の新工場稼働を目指しており、新工場では近年需要が高まりつつあるハラール製品の製造に対応できるよう計画しております。
(対応可能な加工条件についてはお問合せください。)

  • 乳酸菌
  • ビフィズス菌
  • 麹菌

出典元:NBRC

受託項目

お客様のご要望により、これら項目のすべてもしくは一部について、ご対応させていただきます。

培養
様々なスケールの培養槽を使用して、乳酸菌やビフィズス菌をはじめとする各種食品用微生物を培養いたします。

濃縮
遠心分離装置や膜濃縮装置等を使用して、菌体や培養液の濃縮いたします。

乾燥/粉末化
フリーズドライやスプレードライなどの各種乾燥設備を使用して、乾燥/粉末化いたします。

包装
包装形態については、お客様のご希望する形態・入目で対応いたします。なお、ハラール認証品の場合は要相談となります。

製造条件検討
製造条件が確立されていないご案件でも、当社の研究開発スタッフが検討を行い、製造条件をご提案いたします。

受託の流れ(例)

受託は下記のような流れで進めさせていただきます。(ご案件の内容や進捗状況により、これとは異なる場合もございます。)

  1. STEP
    1
    ご依頼
    乳酸菌やビフィズス菌など各種食品用微生物の受託培養や受託製造のご案件がございましたら、お問い合わせフォームよりご依頼ください。当社担当者よりご連絡させていただきます。
  2. STEP
    2
    お客様との打ち合わせ
    秘密保持契約の締結後、お客様と打ち合わせを行い、受託内容について詳細を聞き取りさせていただきます。製品形態(粉末/液体、生菌/死菌 等)や製品仕様 等について、可能な限りお客様のご希望に沿う形で供給できるように、製造プロセスを設計いたします。
  3. STEP
    3
    ラボ試作/品質確認
    当社研究開発スタッフが、ラボスケールでのトレース試作を行い、得られた試作品の品質についてご確認いただきます。 想定した品質が得られない場合には当社から改良のご提案も行い、お客様がご納得いただけるように、最善を尽くします。
  4. STEP
    4
    実機試作/品質確認
    ラボスケール試作の結果、品質に問題がないようでしたら、お客様のご希望により、実機設備を使用した試作を行います。 実機試作品の品質について、ご確認いただきます。
  5. STEP
    5
    費用お見積り
    実機試作の結果、製造費用のお見積りをいたします。
  6. STEP
    6
    納品
    本製造を行い、お客様のご希望される条件で納品いたします。

当社のアピールポイント

アピールポイント1

一貫した生産体制で受託します

当社ではグループ内に、スプレードライやフリーズドライ、造粒機、小袋包装などの製造設備を保有しており、これらの設備と組み合わせることで、培養以降の様々な加工まで一貫して受託することが可能です。製品の形態についてもできる限り、お客様のご希望に沿う形で提供いたします。

アピールポイント2

最新鋭の工場でのハラール対応

近年、世界的なムスリム人口の増加とともに、ハラールの需要が高まりつつあります。このような背景をもとに、当社ではハラール品の製造に対応が可能な食品用微生物専用の新工場の稼働を計画しております。
原料選定の段階からお客様製品のハラール認証の取得をサポートし、安全・安心な製品を提供いたします。

当社では次のようなお客様のご要望に対応させていただきます。

対応事例

  1. 粉末、液体、生菌、死菌など、さまざまな製品形態に対応することが可能です。特に、乳酸菌の死菌粉末については多くのご依頼に対応してきました。
  2. これまでに多くのお客様から「オリジナルの菌株を開発して他社との差別化を図りたい」というご依頼をいただき、お客様各社の菌株の量産化を行い、お客様のご要望に応えてきました。
  3. 培地原料の選定や、より適した培養条件の検討など、培養方法・工程を提案することにより、お客様オリジナル菌株の生産性向上に貢献してきました。

バイオ関係設備

下記の設備を組み合わせて受託いたします。

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