私たちの目指すもの

彩り

すべてはカラメルから始まった

水あめからカラメルへ

池田糖化工業は1904年(明治37年)、麦芽法による製飴で創業しました。
今やカラメルは世界中で使われていますが、日本には明治時代にドイツより初めてカラメルが輸入されました。
ほどなく、カラメルは国産化され、主に醤油、ソース、佃煮などに使用されていきました。
そのような中、池田糖化工業は1922年(大正11年)にカラメルを製造開始いたしました。

カラメルの粉末化で得た技術を食品へ

昭和30年代以降は、経済成長により食生活が変化し、さまざまな飲料や加工食品へのカラメル需要が拡大、それにあわせて、用途適性のあるカラメルの開発が必要となりました。
1958年(昭和33年)にオートクレーブ焙焼方法を開発、続けて、1961年(昭和36年)スプレードライヤーを設置し、粉末カラメル製造を開始しました。
ここで得られた知見・技術が礎となり、食品乾燥、顆粒化等の技術革新により、スプレードライ食品やフリーズドライ食品など、多彩な食品分野へと事業を拡大させていきました。

よりカラメルを深め次なるステップへ

現在も、カラメル色素、そして、食品を彩る赤、黄、緑、青色等の天然系色素製品の研究・開発を行っています。
例えば、焙焼技術を活かした着色料である各種カラメル製品、食品であるバーントシュガー、カラメルを油になじみ易くした親油性カラメル、油性色素を水になじみ易くした乳化色素、ビスケットやクッキー等に図柄を描くためのプリントカラー、何にでも印刷できる静電印刷のためのパウダーインキ、各種色素を微粉砕したマイクロパウダーなど。
また、製品に関する技術的フォローを行っています。

見た目にも美しく

デザート素材の世界

見た目にも華やかで食欲をそそるようなデザート素材の開発を行っています。
焼き菓子やヨーグルト・アイスなど、食べることを楽しんで頂けるようなお手伝いをいたします。
例えば、フルーツのパウダーやソース、焙焼素材(キャラメルシラップ、プリンシラップ、キャラメルパウダーなど)、パンなどにはさむフィリング(カスタード、チョコなど)、ドーナツのグレーズ、お菓子のセンターに入れるオイルソースなどです。