研究開発の概要

開発から製品になるまで

研究開発センターでは、お客様から投げかけられた様々な問題や要望のひとつひとつに真剣に向き合い、具体的な回答や価値を提供します。

応用開発

営業担当者がお客様から聞き取ったニーズをもとに、約1万種類の取り扱い原料から最適な原料を選定し、それらを組み合わせて製法を検討することによってサンプルの試作を行っています。場合によっては、開発スタッフが営業担当者に同行して、お客さまのところへ伺うこともあります。完成したサンプルをお客様に提示し、更に改良などのやり取りを何度か行い、最終的に合意ができた段階で工場での製造を行います。

素材開発

従来の原料素材では狙い通りの製品が作れないケースなどに対応するため、発酵や抽出技術を応用した全く新しい原料素材も開発しています。
また、食品素材だけでなく、臨床診断薬向け酵素などの開発も行っています。
研究開発センターでは、こういった当社オリジナル製品もお客様に提案しています。

これらの応用開発と素材開発が相互に深く密接に結びついて、池田糖化工業の製品開発力を高めています。

開発から製品になるまでの流れ

※1応用開発

約1万種類の取り扱い原料からの選択と組み合わせ技術、製造設備を活用

※2自社製品開発

蓄積されたノウハウや加工技術、基礎研究結果を活用

  • 酵素の研究
  • 機能性油脂の研究
  • 発酵食品の研究
  • 植物抽出物の研究